消化器内視鏡検査について
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)、大腸カメラ(下部内視鏡検査)の両方の検査をおこなっております。
検診・人間ドックで以下のような異常を指摘された方にも内視鏡検査をお勧めします。
- 胃X線検査で「要精密検査」
- ペプシノ-ゲン検査で「陽性」
- 便潜血検査で「陽性」
内視鏡検査の際、楽に検査を受けていただくため鎮静剤を用いた経口内視鏡検査を行っています。鎮静剤を使用する場合、検査を安全に行うため、消化器内視鏡ガイドラインに沿い、点滴を行いながら(血管確保)、血圧、脈拍、動脈血中酸素飽和度などをモニターします。 内視鏡室で検査を行い、検査が終わり次第、診察室で内視鏡画像をコンピューター画面でお見せしながら結果説明をします。(鎮静剤を使用した場合、ベッドでしばらくお休みいただいてからの説明になります。)
胃カメラ
経口内視鏡検査の場合6分前後で終了します。現時点で経鼻内視鏡検査よりも画質が良好です。出血時の止血や場合によりポリープ切除などの治療が可能です。のどの麻酔だけで苦しい場合は、鎮静剤を使用すると楽に検査が受けられます。
大腸カメラ
大腸検査の場合、御希望が強い場合以外は、鎮静剤を使用しておりません。その理由として、特に挿入困難な場合を除いては殆ど痛みなく盲腸まで5分前後で到達できること、また、ポリープを切除する場合、情報の同時共有が大切と考えているからです。今、何のために何をしているか、実際に説明を受けながら見ていただきたいと思っています。